2023年7月16日(日)、インドネシア・スラバヤで「スラバヤよさこい祭り2023」が高知市、スラバヤ市、在スラバヤ日本国総領事館の共催により開かれました。
1 高知市・スラバヤ市姉妹都市提携25周年記念
高知市は1997年にスラバヤ市と姉妹都市提携を行い、2022年に高知市とスラバヤ市との姉妹都市提携25周年を迎えたものの、新型コロナウイルスの影響で記念行事が開催できませんでした。
そこで今年度に姉妹都市提携25周年を祝うため、岡﨑高知市長をはじめとする高知・スラバヤ交流親善訪問団約20人がスラバヤを訪問しました。
今回の訪問にあたり、「スラバヤよさこい祭り」のほか、「姉妹都市提携25周年記念祝賀会」も開催され、両市の友好を深めていました。
2 スラバヤよさこい祭り2023
スラバヤよさこい祭りは、2003年に高知市とスラバヤ市の姉妹都市交流をもとに第1回が開催されました。以降、スラバヤ市民の年中行事として開催されてきたものの、新型コロナウイルスの影響で中断され、今回が4年ぶりの開催となりました。
よさこい祭り当日は、子供11チーム、大人11チームの計22チームが参加しました。会場で配布されたパンフレットには、高知市で生まれたよさこい踊りはスラバヤ市の人々に広がっていて特に10代の若者に楽しまれている、と紹介されており、各チームの踊りに来場者は魅了され、合いの手や歓声が会場であるスラバヤ市役所前広場に響き渡るなど、イベントは大盛況でした。
3 JETが繋ぐ姉妹都市
今回の高知・スラバヤ交流親善訪問団では、スラバヤ市が含まれる東ジャワ州出身の現役JET参加者が通訳業務を行っていたほか、現在スラバヤ市在住の3人の元JET参加者がスラバヤよさこい祭りに審査員として参加しており、よさこいチームの指導も行っていました。
今回のスラバヤよさこい祭りのように、高知市とスラバヤ市は良好な姉妹都市交流を続けていますが、JET参加者はその架け橋としての役割も担っており、地域の国際交流の推進において、JETプログラムが重要な役割を担っていることを改めて認識しました。