2016年9月14日(水)、愛知県の大村秀章知事がリー・クアン・ユー公共政策大学院(LKYスクール)において、アジア諸国の政府からLKYスクールに派遣されている大学院生などおよそ50名を対象に「愛知イノベーション革命~アジアの成長モデルに~」と題した講演を行い、愛知県の投資策としての魅力についてPRしました。
最初に、愛知県が自動車産業を筆頭に多種多様な産業が集積している点をPRするとともに、県内では、これらの産業が技術の向上を競うことにより、その相乗効果として新たなイノベーションが生まれ、新たな雇用を生み出していると説明しました。また、こうした好循環が域内消費や県内への投資を刺激し、「燃料電池自動車」、「航空宇宙産業」、「超伝導リニア中央新幹線」をはじめ、さらなるイノベーションを創出するという成長モデルは、アジア主要国の都市圏にとって大いに参考になるものではないかとの考えを示されました。
講演後の質疑応答では、「愛知県の観光誘客」に関する質問に対して知事は、インバウンド観光の推進には広域観光が重要であることから、現在、愛知県を含む中部北陸9県の自治体は、観光関係団体等と連携しながら「昇龍道プロジェクト」を推し進めており、広域での知名度向上に取り組んでいると回答しました。このほかにも、日本及び愛知県が抱える課題や多文化共生施策など多くの質問が投げかけられ、講演は盛況のうちに幕を閉じました。
今回、当事務所では知事のアテンドなど、本講演の実施にあたり支援をさせていただきました。首長自らPRを行うことは、地域の認知度の向上に大きく繋がることから、今後ともこのような海外活動をサポートしてまいりますので、当地での活動をご検討される際は、ぜひ当事務所まで前広にご相談ください。