12月9日(金)に、自治体と積極的に連携しながら日本食を中心に料理教室を開催しているABCクッキングスタジオが、マレーシアのクアラルンプールに新たなスタジオを開設しました。オープンに先立つ7日(水)に、レセプションイベントが開催されましたので以下にご報告します。
静岡県でスタートし、現在日本全体で130以上、世界で10以上の料理スタジオを展開しています。
シンガポールのスタジオにおいては、東北地方(岩手県、宮城県、福島県)、新潟県や沖縄県がイベントを開催し、各地方の特産品を使った郷土料理などをシンガポールの人々に料理レッスンという形でPRしています。
アセアンの中でも一人当たり名目GDPの高いクアラルンプールで、新しいスタジオがオープンしました。
この日は体験レッスンが開講され、現地の方々にお菓子作りを実際に体験してもらいながら、趣味としての料理の楽しさを伝えていました。
また、同社によると、2016年から2017年にかけて、クアラルンプールのほか、タイのバンコクやフィリピンのマニラでスタジオをオープンしていくとのことです。
毎年多くの自治体が地方の特産品のPRのためシンガポールを訪れ、百貨店などでの一般消費者向けフェアや飲食店関係者向けイベントなどを開催していますが、日本の食文化に関心を持つ消費者に対し、地方の食の美味しさや多様性などについて直接消費者に訴えかける料理教室は、既存の手法とは異なる新たな販路拡大の機会として有効と考えます。