クレアシンガポール事務所は、2018年2月2日(金)と3日(土)の2日間、ラオス・ビエンチャンのLao ITECC屋外スペースで開催された「第4回 ラオス・ジャパンフェスティバル」に出席しました。その模様を以下のとおり報告します。会場には、たこ焼きなどの日本食ブース、岐阜県高山市の日本酒や熊本県の太平燕・いちご大福などのほか、日本のインバウンド関連ブースなどが設けられていました。また、ステージでは、太鼓のパフォーマンスに加え、仮面ライダーのショーやコスプレファッションショーが行われ、ショーが始まると会場は一気に熱気に包まれました。
ラオス・ジャパンフェスティバルは、2011年から隔年で開催されており、今回で第4回目を迎えました。
2月2日(金)にオープニングセレモニーが開催され、引原毅在ラオス日本国大使がスピーチを行いました。引原大使は、ラオスの方々に今回のフェスティバルを通して日本を存分に味わっていただき、ぜひ日本を訪れてほしいと流暢なラオス語でアピールされました。また、今後も日本・ラオス間の友好と相互理解をより一層促進したいとの言葉に、大きな拍手が寄せられていました。その後、ステージでは太鼓奏者の田中まさよし氏率いるバンドの演奏が行われ、客席は演者に誘われるまま、「ソーラン節」など日本の音楽に合いの手を入れ楽しんでいました。
日本コンテンツ盛りだくさんのブースは、2日から4日まで毎日開設され、フェスティバルに訪れたラオス人は、たこ焼きやとんかつなどの日本食に舌鼓を打っていました。
日本の自治体からは、岐阜県の國島芳明高山市長が出席されるとともに、高山市と熊本県がブースを出展していました。
高山市はJICAの技術協力プロジェクトでルアンパバーンの世界遺産保全に携わっておりますが、他の分野においてもラオスから関心が寄せられています。特に伝統工芸分野について、ラオスから土産品開発の技術協力を求められており、ブースでは茶わんなどの伝統工芸品の展示のほか、日本酒の試飲などを提供していました。
熊本県のブースでは、名産のいちご大福や太平燕(タイピーエン)などが提供されておりましたが、いちご大福は100個が30分で売り切れるほど大人気でした。
自治体以外にも、ラオス日本人会のブースでは餅つき体験が行われており、ラオス人が楽しく参加していました。また、ステージでは特撮ヒーローのショーが行われていたほか、コスプレをしている若者の姿を会場で見かけたことから、ラオスでも日本のポップカルチャーに関心が高いことも窺うことができました。
「第4回 ラオス・ジャパンフェスティバル」の概要
概 要 | 2011年から開催されている日本コンテンツ発信イベント |
開催期間 | 2018年2月2日(金)~4日(日) |
開催場所 | LAO-ITECC屋外スペース |
主 催 | ジャパン・フェスティバル実行委員会 (在ラオス日本大使館、JICAラオス事務所、JETROビエンチャン事務所等) |
対 象 | 一般 |
入場料 | 無料 |
出展自治体 | 岐阜県高山市、熊本県 |