3月30日から4月8日まで、シンガポールの植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」のフラワードーム内で、日本の桜をテーマにしたイベント「さくらまつり」が開催されました。会場内では、日本の文化が体験できるイベントとして浴衣の着付け体験や抹茶の提供が行われたほか、ステージイベントでは、仙台のすずめ踊りや沖縄民謡など日本の地域の伝統文化が披露されました。
イベント期間中、在シンガポール日本大使館をはじめ関係機関とオールジャパンブースを共同設置し、日本の文化・観光情報を発信しました。ブースでは、北海道、山形県、茨城県、静岡県、兵庫県、高知県、鹿児島県、沖縄県が各都道府県の観光PRを行ったほか、クレアシンガポール事務所において日本の自治体から提供された観光パンフレットやノベルティを配布し、来場者へ日本各地の魅力をPRしました。
■『オールジャパンブース』出展概要
出展期間 | 2018年3月30日(金)~4月8日(日) |
出展会場 | ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ フラワードーム内 |
出展団体・自治体 | 在シンガポール日本国大使館、ジャパンクリエイティブセンター、JETROシンガポール事務所、JNTOシンガポール事務所、JR東日本シンガポール事務所、JR西日本シンガポール事務所、宮城県人会、七十七銀行、北海道、山形県、茨城県、静岡県、兵庫県、高知県、鹿児島県、沖縄県、クレアシンガポール事務所 他 |
出展内容 | 日本の文化・観光情報の発信 |
期間中に出展した自治体のうち、兵庫県と茨城県に対してはクレアシンガポール事務所がブース運営を支援しました。
(1)兵庫県
兵庫県がインバウンドを促進するために同県が設定した神戸、城崎、姫路をめぐる「ひょうごゴールデンルート」を出展コンセプトとし、同県のほか神戸市、豊岡市、姫路市から提供された各地域のパンフレット類の活用により、情報量の多いブースとなりました。当日は、兵庫県内の大学からシンガポールの企業でインターン中の学生2名がブース運営に加わり、若者目線でのPRが行われ、大いに賑わいました。また、同県内の元ALTシンガポール人も駆けつけ、現地人の目線から見た地方の魅力が発信されました。
(2)茨城県
茨城県は4月5日にブースを出展し観光のPRをしました。シンガポールの方だけでなく、世界各国の観光客がブースを訪れました。おすすめの観光地はひたち海浜公園で、広大な丘が春にはネモフィラの青、秋には紅葉したコキアの赤で染まり季節ごとに違った表情を見せます。また、牛久市にある高さ120mもある大仏のポスターに興味を持つ方もいました。茨城県は東京から近く、「東京から日帰り旅行で訪れてみたい」という声が聞かれました。