2019年2月21日(木)から22日(金)までにかけて、京丹後市副市長が、シンガポール国内の現地旅行会社に市の観光をPRしました。
クレアシンガポール事務所では、ブリーフィングのほか訪問先へのアポイントメント取得と同行支援を行いました。
以前から京丹後市と交流がある現地旅行会社では、同市の大ファンであるスタッフの方との意見交換を行いました。実際に現地を旅行したローカルの方が自分の経験を自分の言葉で同じローカルの方に伝えるのは訴求力が非常に高いですが、その伝え手がプロの旅行会社であればより大きな効果が期待できます。現地でキーパーソンとなる旅行会社関係者を見つけ、実際にFAM(Familiarization)トリップで現地を訪問してもらい、顧客にアプローチしてもらう手法は非常に有効であると感じました。
また、別の旅行会社では、少人数向けの良質なツアーを検討しており、レンタカープランを含む滞在期間中の選択肢が広がるコンテンツを今後京丹後市から提案していくことになりました。同市は関西国際空港から車で約3時間かかるアクセスとなっており、二次交通が課題の一つとなっていますが、個人旅行者が多いシンガポールの方にとってレンタカープランの需要が非常に高いことなどが分かり、有意義な意見交換となりました。
また、2月22日(金)から24日(日)までにかけてシンガポールで開催された大規模な旅行フェア「NATAS:National Association of Travel Agents Singapore」に、京丹後市を含む海の京都DMO(京都府)や豊岡市(兵庫県)等が「VISIT NORTHERN KANSAI」として出展し、広域で北近畿の魅力をPRしました。来場者は5日間以上の滞在で旅行を検討している方が多く、旅行者に多様な選択肢を与えることができるという点で広域での観光PRは非常に効果的であったとのことです。
これらの取組を通じて、京丹後市の魅力を発信することで、多くのシンガポールの方が「海の京都」京丹後市を訪れてくれることが期待されます。