東京本部メールマガジン(事務所執筆分)

【シンガポール事務所】インドのデジタル化を支えるアーダール(Aadhaar)

 インドでは現在急速なデジタル化が進んでいると言われています。例えば、小さなお店でもQRコード決済などのキャッシュレス決済が行き届いています。こういったデジタル化を支えているのが、インド版マイナンバーともいえる「アーダール(Aadhaar)」です。ここでは、そのアーダールについてご紹介します。アーダ […]

【シンガポール事務所】~Pets’ Day Out~責任あるペットの飼い方を促進するための取り組み

Pets’ Day Out(PDO(直訳:ペットとお出かけの日))は、シンガポール国家開発省に設置された国家公園庁内にある「動物、獣医サービスクラスター動物獣医局 (AVS:Animal & Veterinary Service Cluster)」が公園等で開催しているイベントで […]

【シンガポール事務所】テマセク・ポリテクニックの教育現場

シンガポールでは、「人材」は資源と言われるほど人材育成に力を入れています。今回は、シンガポールにおける人材育成の一例として、今年度訪問した高等専門学校「テマセク・ポリテクニック」ついてご紹介します。 シンガポールの中等教育終了後の一般的な進路としては、大学準備教育、専門教育、技能教育の3つのコースが […]

【シンガポール事務所】シンガポール民間防衛隊の主催セミナー「Workplan Seminar 2024」に参加

 2024年7月4日、シンガポール民間防衛隊(Singapore Civil Defence Force: SCDF(※1))の主催により、Workplan Seminar 2024がNgee Ann Polytechnic Convention Centerにて開催されました。「予期せぬ事態にも備 […]

【シンガポール事務所】柔軟な働き方に係るガイドラインについて

シンガポール政府は2024年4月16日、3者作業部会(※1Tripartite Workgroup )による柔軟な働き方に関するガイドライン(Tripartite Guidelines on Flexible Work Arrangement (※2FWA) Requests)に係る10の勧告を承認 […]

【シンガポール事務所】シンガポールとマレーシアをつなぐ鉄道

 シンガポールで生活していると、JBという単語を良く耳にします。JBとはマレーシアのジョホールバルという地名の略称で、シンガポールとの国境に位置しています。今回は、このJBとシンガポール北部のウッドランズという場所を結ぶ国際鉄道についてお話します。 JBとウッドランズは1923年以来「ジョホール・シ […]

【シンガポール事務所】シンガポールの図書館でのスペース活用について

 シンガポール国立図書館庁(National Library Board(NLB))によれば、シンガポールには31か所の図書館があるといいます。紙媒体の図書の貸し出し以外にも、日本と同じように自習室なども設置されており、勉強する学生達の姿もよく目にします。今回は、その図書館の中でも、2023年にオー […]

【シンガポール事務所】シンガポールの物価は上がった?(フルーツ編)

 シンガポールの消費者物価指数は、2019年は前年同月比1%台で推移し、2020年にはマイナスになった月もありましたが、2021年はコロナ後の需要の回復を受けて急激に上昇し、2022年1月には前年同月比プラス4%を越え、同年9月にはプラス7.5%とピークとなりました。その後は徐々に落ち着いてきており […]

【シンガポール事務所】インドネシアの首都移転について

インドネシアでは、首都を2045年までにジャカルタから移転する計画が始動しています。移転先の新首都は、カリマンタン島の東カリマンタン州で名称は「ヌサンタラ」となります。現在はホテルや病院の建設が始まっています。 首都移転の必要性については以下の3つが挙げられています。(1)インドネシアの今後の持続可 […]

【シンガポール事務所】シンガポールの緑化に係る戦略と取組について

   シンガポールと聞くと高層ビルが立ち並ぶ光景を思い描かれる方もいるかもしれませんが、実は緑が国土の約3分の1を覆う「グリーン・シティ」です。 2021年2月にシンガポール政府が発表した環境に関する基本方針である「シンガポール・グリーンプラン2030」において、取り組むべき課題として「自然の中の都 […]

【シンガポール事務所】シンガポールにおける糖尿病予防対策「Nutri-Grade Mark」

 シンガポールでは糖尿病が深刻な社会問題となっています。シンガポール保健省によると、シンガポールの糖尿病患者数は、対策を講じなければ2050年までに100万人に達すると見積もられています。 シンガポール人の1日の砂糖摂取量の半分以上は飲料から摂取しており、そのうち64%が包装済み飲料、残り36%が作 […]

【シンガポール事務所】シンガポールの認知症患者に対する福祉施策「Dementia Go-To Points」

 シンガポールでは現在、ベビーブーマーの世代が65歳以上の年齢層に入り始めてきており、高齢化が急速に進んでいます。シンガポール政府によれば2012年に11.1%であった高齢化率は、2022 年に18.4%まで上昇し、2030年には23.8%となるとされています。また、シンガポール保健省によると、現在 […]

【シンガポール事務所】シンガポールにおける救急搬送適正化の取組み

 シンガポールにおいて日本の119に当たる電話番号は995であり、救急や消防を担う政府組織の名称はSCDF(Singapore Civil Defense Force)です。SCDFが2022年に受けた救急要請は256,837件と過去最高の件数になりました。シンガポールの救急要請件数は、人口増加や高 […]

【シンガポール事務所】シンガポールの公共交通機関について

 1965年に独立した当初のシンガポールは都市部の深刻な交通渋滞や非効率な交通インフラ網の問題を抱えていました。シンガポール政府は課題解決に向けて高速道路網や公共交通機関を整備するとともに、自動車所有権利証書の取得の義務化をはじめとしたさまざまな施策を実行しました。その結果、今日におけるシンガポール […]

【シンガポール事務所】シンガポールの廃棄物処理事情

 国土の狭いシンガポールにおいては、廃棄物処理を行う施設や場所等を確保することが課題の一つとして挙げられます。今回は、シンガポールの廃棄物処理事情について、ご紹介します。 シンガポールでは、高温多湿な気候で生ごみが腐りやすいといった事情から、家庭ごみ・事業所ごみ等、全てのごみは毎日収集されています。 […]