2016年7月16日(土)、シンガポール最大のショッピングストリートでシンガポールの銀座とも言われるオーチャード通りに位置するシンガポール伊勢丹Wisma店4階に、日本食レストラン街「JAPAN FOOD TOWN」がオープンしました。オープン前日の15日(金)には、当地関係者を招いたオープニングイベントが盛大に行われ、各出店テナント自慢の一品が振る舞われました。
JAPAN FOOD TOWNは、クールジャパン機構や日本外食ベンチャー海外展開推進協会などによる共同出資事業で、外食ベンチャー企業の足掛かりとなるプラットフォームの構築や日本食ファンを一層増やすことなどを目的としています。
JAPAN FOOD TOWNの特徴や強みとして、①出店テナント16店舗中15店舗が海外初出店であること、②秋田県の「稲庭うどん」や青森県の「とろ鯖」を活用した鯖専門店など、地域の食文化を伝えるテナントが揃っていること、③出店テナントの食材の半分以上を日本から調達していること、④まとめて食材を輸入することによりコストを削減し、料理の価格が抑えられていること、などが挙げられます。
また、中央のイベントスペースでは様々なワークショップを催すことが出来るようになっており、地方自治体や地域の魅力を発信するイベントも企画されるなど、地方自治体の新たな情報発信拠点として今後の活用が期待されます。