2016年9月9日(金)、シンガポールの中心地オーチャードに位置するセンターポイントにて、日本経済産業省関東経済産業局(以下、関東経済産業局)やメトロ有限会社、IPPIN有限会社などによる、「METRO MEETS JAPAN」が開幕しました。
同イベントは、9月9日(金)から10月2日(日)まで行われ、日本全国から23都道府県、63社が参加し、漆器、陶器、木工、ガラスなどの日本の伝統的な技術や素材で作られた様々な製品が販売されました。また、同時開催のワークショップ「クリエイティブ・ジャパン・パフォーミング・イン・シンガポール」では、日本茶の入れ方や日本酒のテイスティング、熊野筆作り、浮世絵の技術を使った和綴本の製作など7種類のワークショップを通して日本文化を紹介しました。
関東経済産業局は、日本・シンガポール外交関係樹立50周年(SJ50)を契機として、シンガポールデザイン庁と協調して関東の地域資源(伝統的な技術・素材)とシンガポールの現代的なデザインを連携させたプロジェクトに対する支援を開始しました。
シンガポールでは、日本食に比べ日本の伝統工芸品の知名度は低い状況ですが、今後、関東の事業者とシンガポールデザイナーとのコラボレーションにより、高付加価値な製品が開発され、シンガポールでの販路開拓の足掛かり、そして地域のものづくり振興に寄与することが期待されます。
また、クレアシンガポール事務所では、昨年に引き続き、日本の地方の伝統工芸品の販路開拓を目的として、「Nook Asia 2017」(※昨年は「The Décor Show 2016」)にブース出展いたします。11月頃に当事務所のメールマガジン、ホームページ、フェイスブックなどで詳細を告知しますので、ぜひご注目ください。