2016年10月15日(土)、シンガポールにある日本食レストランと日系スーパーにおいて、山口県知事による水産物のプロモーション活動が行われましたので、その概要をご紹介します。
日本食レストラン「KANDA WADATSUMI」では、山口県産の水産物を使用したメニューを提案する山口県産水産物セミナーが開催されました。今回会場となった「KANDA WADATSUMI」は全国漁業協同組合連合会のアンテナショップで、過去にも複数の自治体が同様のフェアを開催しています。
当日会場内は満席の盛況ぶりで、村岡知事、長屋全漁連専務理事による開会挨拶の後、山口県漁連担当者から県産水産物の概要や、調理法、漁法等ついての説明がありました。山口県には、県内で生産される農林水産物や主な原材料が山口県産100%の加工品を対象に、味や品質を終始した独自の基準を設けて厳選し「やまぐちブランド」としており、水産物においても全国漁業協同組合連合会が選定しているプライドフィッシュと共に情報発信をしています。
KANDA WADATSUMIの原シェフからの説明の後、アマダイの刺身や寿司、ケンサキイカの炊き込みご飯、キジハタのホイル焼きや太刀魚の天ぷらなど様々な魚料理が振舞われ、提供された料理がすぐになくなるなど参加者からも非常に好評でした。
日本食レストランでのセミナーの後、シンガポール伊勢丹ジュロンイースト店の平嶋水産において、村岡知事が試食として刺身を振舞いました。日系のスーパーということもあり、シンガポール人だけでなくシンガポールに住んでいる日本人も多く試食をしていました。また、このトップセールスのために同店を訪問したという山口県出身の家族連れもおり、知事と懇談したり写真を撮影したりしていました。