3月6日(月)及び7日(火)、長崎県市町村振興協会からの依頼により、当事務所概要についてブリーフィングを行うとともに、同行支援を行いました。
各訪問先で得られた情報の概要は次のとおりです。
・訪日旅行者は、東アジアからの旅行者が約7割を占める。
・2015年で、シンガポール国民約340万人のうち、約30万人が訪日しており、訪日割合としては、台湾、香港についで3番目に高い。
・訪日旅行者の7割がリピーターであるため、ゴールデンルートと北海道のあとに行く候補地として、現在が最も各地方への誘客のチャンスがあると考えられる。
・シンガポール人の食費全体に占める外食費は、約62パーセント。
・自給率が高いのは、鶏卵、葉物野菜、水産物。
・日本からの食品の輸入量は、約2.1パーセントのシェア。
・サーモンがよく消費されている。
・福岡銀行は、シンガポールのほか、大連、上海、香港、台北、バンコク、ホーチミンとニューヨークに駐在員事務所を設置している。
・シンガポール駐在員事務所では、シンガポール、マレーシア、インドネシアの市場調査やシンガポールの金融機関との連携を主な業務として行っている。
・シンガポールには現在、125行の外国資本の商業銀行がある。
・西海陶器は、長崎県東彼杵郡波佐見町に本社をもつ陶器の会社で1990年からシンガポールに事務所を設置しているほか、アメリカ、中国、オランダにも事務所を設けている。
・シンガポールでは、年々人件費が増加しているため、事務所を運営していく経費が厳しくなっている。
・シンガポールでは、ディストリビューターやサプライヤーとの取引きが重要となってくる。
・同企業としては、より多くの若者が地元で働きたいと思えるような企業としたいため、官民一体となった取組みも積極的に行っていきたい。
・最近の訪問客数は中国経済の影響があり減少しているが、インド人の観光客が増加している。
このようにクレアシンガポール事務所では、視察先に同行しそこで得られた最新情報を発信していますので、今後もクレア発信の情報にご注目ください。