4月16日(日)、シンガポールで日本の産品を扱うスーパーと飲食店を併設した「Emporium Shokuhin」内で、愛媛県の酒造会社とコラボレーションした酒バーのオープニングセレモニーがありましたのでその様子をお伝えします。
「Emporium Shokuhin」は、シンガポール企業の EPIC FOODS& PRODUCTS PTE. LTD.が運営しており、シンガポール中心部のショッピングモール「マリーナ・スクエア」新棟1階にあります。
スーパーには和牛や魚、果物、お菓子など日本の商品が数多く並んでいますが、その一角に愛媛県の商品を常設しているコーナーがあります。このコーナーはEmporium Shokuhinがオープンした2015年から設置されており、すでに1年半近くが経過していますが、棚には愛媛県のゆるキャラの「みきゃん」が飾られ、そうめん、草もち、小いわしなど、愛媛県産の商品が数多く並ぶなど愛媛県一色となっています。
今回オープンした石鎚バーは、Lim Li-Wei CEOが愛媛県の酒蔵を実際に見ていきついた発想が形となったもので、愛媛県の日本酒などが並べられた木製の棚に囲われるようにしてカウンターが置かれ、売り場全体がバーのような落ち着いた雰囲気となっています。また、ここで購入したお酒はEmporium Shokuhin内にある全レストランに持ち込んで飲むこともできます。
オープニング当日は、中村愛媛県知事や篠田在シンガポール大使などが出席しセレモニーが行われました。セレモニーではEmporium Shokuhinが「えひめ食の大使館」に認定されると共に、Lim Li-Wei CEOが愛媛県観光大使に委嘱され、
愛媛県とEmporium Shokuhinとの繋がりがさらに強化されました。
また、会場内では物産だけではなく、旅行商品のパンフレットや愛媛県が力を入れているサイクリングのパンフレットなども置かれ、物産と観光を交えて複合的に県をPRしていました。