シンガポールの中学校との学校交流のために来星していた宮崎県日南市の崎田市長が、8月4日に、シンガポールクルーズセンターを訪問しました。シンガポール事務所では、訪問先のアポイントメント取得及び同行のほか、シンガポールやASEANの概要等のブリーフィングを行いました。
シンガポールクルーズセンターは、シンガポールの国際クルーズセンターであり、優れた施設やサービス、立地等で高い評価を受けています。また、日本の港も参加しているAsia Cruise Terminal Associationのメンバーであり、国際的なネットワークも有しています。一方で日南市も、独自のターミナルはありませんが、クルーズ船の誘致に力を入れています。そして、その取り組みは、平成28年9月に行われた安倍首相の所信表明演説の際にも取り上げられるなど、注目を集めています。
意見交換の際には、具体的な受け入れの実績やクルーズ客の滞在中の過ごし方、今後の展望等が話題となり、母校の船と寄港する船とでは滞在中のニーズが異なるなどの説明がありました。
クレアシンガポール事務所の事業概要や、ASEANの多様性についてブリーフィングを行いました。
今回の来星の主目的である20年周年を迎えた学校交流は、市町村合併を行う前の旧北郷町が実施していたものを引き継いだもので、現在まで相互交流が続いているそうです。崎田市長は、初めてシンガポールでの交流の様子を見たことで、「せっかくこのような素晴らしい交流があるのだから、これを機に、日南市とシンガポールの交流をもっと太くしていきたい」とおっしゃっていました。
今回、当事務所では訪問先のアポイントメント取得及び同行、現地情勢のブリーフィングなどのお手伝いをさせていただきました。当事務所としても、シンガポールを代表するクルーズセンターを訪問し、生の情報を聞くことができた貴重な機会となりました。
今後とも自治体の海外活動をサポートしてまいりますので、当地での活動をご検討される際には是非当事務所までご相談ください!