2018年1月16日(火)から25日(木)にかけて、シンガポールの伊勢丹スコッツ店にて、宮崎県産品をPRする「みやざきひなたフェア」が開催されました。宮崎県は伊勢丹シンガポールと連携協定を結んでおり、フェアの開催は今年で2回目となりました。また、このフェアに併せて宮崎県の観光経済交流局長が来星し、フェアの視察や事業者や関係機関との意見交換等を行うにあたり、クレアシンガポール事務所では活動支援を実施しました。
今回のフェアでは、竹炭を使ったこのフェア限定のお菓子等で「健康」といった観点からPRを行ったり、2月中旬の旧正月時期の予約を受け付けたりすることにより、多くの客の関心を集めていました。出展していた事業者の皆さんは、「シンガポールの人々の味の好みについて、客やプロモーターから色々と意見をもらうことができた」「お米は5㎏パックだけでなく、公共交通機関でも持ち帰りのしやすい2㎏のパックを作ってみた方がよさそう」といったような生きた情報を得ることができ、実際に現場に立ったメリットを実感していました。
宮崎県では、県と連携しながら県産品の販路開拓・拡大を図る企業を「みやざきフレンドリーパートナー」に認定しています。これは、県産品の積極的な取り扱いを推進し、販売実績を積み上げながら、県産品の魅力(県産品の販売によって利益が出ること)に対する理解を促進することにより、県産品の輸出拡大を図るものです。そして、他の地域に先駆け、シンガポールで事業を展開されている6社を「みやざきフレンドリーパートナー」に認定し、今回のフェアに併せて認定証の交付式を行いました。今後は、このパートナー企業の皆さんと今まで以上に連携しながら、更なる県産品の販路拡大を目指していくようです。宮崎県は、今後、シンガポールでの更なる販路拡大と併せて、第三国への展開も視野に入れています。チャレンジを続ける宮崎県の取り組みが今後も注目されます!
(上谷所長補佐 宮崎県派遣)