7月23日(月)から26日(木)にかけて、愛知県38市で組織する愛知県市長会が、ベトナムを訪問しました。今回の訪問団には、愛知県内の豊橋市、安城市、瀬戸市、常滑市、田原市から5名の市長と、東海市、一宮市、小牧市から3名の副市長及び豊田市から1名の部長が参加し、経済成長著しく今後もますますの発展が見込まれるベトナムのハノイ及びホーチミンにおいて、観光誘致や販路拡大などを目的に現地企業等に対しトップセールスを行いました。
2026年に愛知で開催される第20回アジア競技大会や2027年のリニア新幹線の開業などを見据え、愛知県市長会としてもこうした動向に的確に対応していく必要があるとして、2017年度より海外事業が実施されています。
昨年度に引き続き、今回の事業においても一番の目玉イベントとして実施された、ホーチミンでの『ネットワークミーティング』では、在ホーチミン日本国総領事館の細谷首席領事をはじめ、政府機関、航空会社、旅行会社及び日系企業など、50人を超える招待客に対し、参加市それぞれの『ウリ』である観光スポットや特産品、イベントなどについて各市による熱弁で、会場を大いに沸かせました。
ベトナムの訪問を通して、愛知県とベトナムとの繋がりの深さを様々な場所で感じることができたことに加え、現地の生の声を聞くことにより、現地の趣味や嗜好、また日本に対するニーズなども分かり、今後の観光誘致や販路拡大において大変参考になったと訪問団から発言がありました。
今回の訪問団団長である豊橋市の佐原市長は、「工業面のみでなく、農業や観光といった様々な面で大きな魅力が愛知県内にはあるので、それらを広く知ってもらう取組を各市で連携しながら継続していく必要がある」と語り、愛知県内の自治体が今後も国内外へ地域の魅力を広く周知していくことの必要性を話されていました。
今後も同様な取組を継続していくことで、愛知県市長会として各市が一丸となり、愛知県の更なる魅力の向上に繋がることが大いに期待されます。