東日本旅客鉄道株式会社が運営する「JAPAN RAIL CAFE」において2018年10月11日から14日まで、10月14日の「鉄道の日」を記念して、日本の秋をテーマにした「Autumun in the Train」が開催されました。会場内には、秋の味覚を味わってもらう飲食ブースやステージイベント、ラッキードローなどがあり、仕事帰りの人々や家族連れで賑わいました。
イベント期間中、日本政府観光局(Japan National Tourism Organization(JNTO))が東北地方の訪日プロモーションブースを設置し、東北地方の魅力や旅行情報を発信して、シンガポールから同地方への旅行需要を喚起しました。
ブースでは、東北各地のパンフレットを配置したほか、JNTOが展開している東北キャンペーンのPRやトラベルアドバイザーが東北観光に関する情報提供を行いました。
また、会場内に東北の秋をイメージした果樹園を設置して、フルーツ狩りの雰囲気を創出して人気を集めていました。
■『JNTOブース』出展概要
出展期間 | 2018年10月11日(木)~10月14日(日) |
出展会場 | Tanjong Pagar Center, Urban Park(JRカフェ屋外スペース) |
イベント内容 | ○観光情報の発信
観光パンフレットの配布、JNTO東北キャンペーンPR・東北観光アドバイス ○ステージトークショー TheSmartLocal※によるFAMトリップ動画ホストによるトークショー ※現地に住む人だけが知る情報や魅力を伝える「ハイパーローカル」なサイト |
会場はタンジョンパガー駅の前であり夕方は仕事帰りの人がたくさん通りました。ブース前で足を止める人々の多くは、東北地方について詳しくは知りませんでしたが、JNTOが作成した大きな地図を活用して場所や気候を説明するとたくさんの人が関心を示してくれました。特に、山形県の紅葉のパンフレットや蔵王の雪景色のパンフレットは人気が高く、日本の四季や美しい景色への興味・関心は高いようです。
来場者の中には、11月中旬から12月中旬まで20日程度の休暇を取得して東北地方を旅行する予定の人や、「東北地方を周遊するには何日必要か。」や「東北6県を全て周りたいのでお薦めのルートを教えてほしい。」など東北地方に高い関心を示す来場者もおりました。関心を示した来場者の心をタイムリーに掴み、訪日意欲を喚起させるためにも、自分の自治体の観光地のほか、近隣の観光地についても併せてPRすることが効果的です。広域エリアの観光誘客はすでにどの地域でも行っておりますが、PRする職員一人ひとりが、他の自治体の観光地についての理解を深め、積極的にPRすることにより、地方へのインバウンドの増加につながることが期待されます。