2018年10月10日(水)から12日(金)までにかけて、兵庫県香港経済交流事務所が、スポーツイベントへの参加者層をターゲットとした観光PR活動を検討するため、シンガポールを訪れました。クレアシンガポール事務所では、訪問先へのアポイントメント取得と同行支援を行いました。
2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2021年のワールドマスターズゲームズ関西と、大規模な国際スポーツイベントが連続して開催される「ゴールデン・スポーツイヤーズ」。国内外のアスリートやスポーツファンなどから日本・関西が注目される機会ですので、兵庫県にとっては観光の魅力発信が欠かせません。
兵庫県香港経済交流事務所では、そうした取組の一環として、12月に開催されるシンガポールマラソンEXPOにおけるワールドマスターズゲームズ2021関西組織委員会との合同ブース出展を目指し、準備を進めています。
今回、同EXPO事務局(JTBアジアパシフィック)を訪問し、効果的な出展に向けての打ち合わせが行われました。また併せて、アジア太平洋地域で開催されるスポーツイベントにおいて自治体が観光PRを行う実現可能性や想定される効果等について、広く意見が交わされました。
国外のスポーツイベントへの参加者は、時間的にも経済的にも比較的余裕のある層だということです。しかも、渡航目的はスポーツと観光が半々であることが多く、例えば最近ではフルマラソンに比べて体調管理面で余裕が持てるハーフマラソンにも人気が高まっているとのことでした。
ゴールデン・スポーツイヤーズを契機に地方へのインバウンドを促進するため、こうしたターゲットに直接アプローチする取組にも地方からの関心が高まりそうです。