2019年1月9日(水)から同月31日(木)まで「JAPAN RAIL CAFE(通称「JRカフェ」)においてJR東日本・東武鉄道・栃木県の共同による観光プロモーションが行われました。その様子を報告します。
訪日旅行発信と日本に関心の高い現地の方々の交流の場としてJR東日本が海外に展開するインバウンド拠点です。1号店として、2016年12月にシンガポールのビジネス中心地区に位置する「タンジョン・パガー・センター」内にオープンしました。毎月、特定地域を設定しその地域の魅力について情報発信を行うとともに、地方自治体を含む企業・団体と連携し、日本への旅行に関するPRを行っています。2019年1月10日(木)にはシンガポールに続き台北市(台湾)に2号店がオープンしました。
今回の観光プロモーションは、今年の春に栃木県で予定されているアフターデスティネーションキャンペーンに向け、訪日旅行者の需要喚起を目的に行われました。
<主な内容(一部)>
✔ カフェのテラス席(一部)を藤棚のイメージで装飾
✔ 店舗におけるポスター掲出や動画放映
✔ JAPAN RAIL TIMES※での栃木特集
※ メニューの裏側に各エリアの特集記事やイベント告知を掲載するJAPAN RAIL CAFEが発行するオリジナルの新聞
特に目を引いていたのはカフェのテラス席に施された栃木県の「あしかがフラワーパーク」の樹齢150年に及ぶ大藤棚をイメージした藤棚の装飾で、鮮やかな紫色で存在感があり、カフェのお客様のみならず、道行く人々も足を止めて撮影していました。
JR東日本によるとJRカフェでの大規模なテラス席の装飾は今回が初であり、1月9日(水)に開催したオープニングイベントではメディア、インフルエンサーからの反応も良く、同社では今後もテラスを活用したプロモーションの実施を考えているとのことでした。
1月19日(土)・26日(土)には同県産いちご「とちおとめ」を使ったジェラートづくり体験、同県産日本酒、いちご酒試飲といったイベントが開催され、追加の席が必要となるなど大変好評であり、実際に体験したり試食したりできるイベントが人気のようでした。
今回の観光プロモーションが、栃木県の訪日観光客の増加に寄与することが期待されます。