2019年6月14日(金)、ジャカルタの在インドネシア日本大使館にて開催された「第11回オール・ジャパン協力会議」に参加しました。当該会議は在インドネシア公館長、日本人会代表、日本政府機関の代表等が集まり、同国内の状況・日イ関係についての情報共有、更なる関係強化のための意見交換を行うものです。
会議の冒頭、大使館から4月に行われた大統領選挙の概況や今後の治安、経済動向について説明を受けました。その後、日本人会の代表者から在住者視点でのインドネシアの現状、日本政府機関からはそれぞれの取組や今後の方針等を発表し、当事務所からも、自治体国際協力専門家派遣など、同国との関係において活用されている事業を中心に取組を紹介しました。
今回は、5年ぶりの大統領選挙の結果が発表されたばかりということで、今後の政治的な動向について注目が集まりました。二期目となるジョコ・ウィドド政権においては、人材育成や地方の開発といった課題が想定され、日本としてもどのような貢献ができるかが問われます。今後も着実な成長が期待されるインドネシアにおいて、日本のプレゼンスを高めるためには、あらゆるグッドプラクティスを共有しながら、一丸となってより良い関係を築いていくことが大切だという認識で一致しました。
その中でも意見交換の場で、各地で深刻化しているごみ問題を解決するために日本の自治体のノウハウを活用する案が提言されるなど、自治体に対する期待は大きく、将来的に当事務所がより一層貢献できる可能性も感じました。
引き続き、クレアシンガポール事務所は、「オール・ジャパン」の一員として、関係機関と連携・情報共有を図りながら、両国の発展に向けて取り組んでまいります。