2019(令和元)年5月10日から12日まで、北橋健治北九州市長をはじめとする「北九州市・姉妹都市締結5周年記念訪問団」が、ベトナム・ハイフォン市を訪問しました。訪問に際し、当事務所が同行支援を行いましたので、訪問の様子をご報告します。
北九州市とハイフォン市は2014年に姉妹都市を締結してから、今年で5周年を迎えます。両市はこれまで市長等による相互訪問のほか、ハイフォン市での高度浄水処理技術「U-BCF」の導入や環境マスタープランづくり(「ハイフォン市グリーン成長推進計画」)に北九州市が協力するなど、幅広い分野での交流を行ってきました。
今回、姉妹都市締結5周年を記念して、北九州市内の文化団体を含む訪問団としてハイフォン市を訪問し、様々な分野で両市の交流を深めると同時に、文化交流会のステージにおいて北九州市のPRを行いました。特に、北九州市の文化団体による、ハイフォン市の街中に咲き誇る火炎樹をイメージしたオリジナル舞踊をはじめ、満開の桜を演出した書道と舞踊のコラボレーションなど、両市を表現したパフォーマンスは大変好評で、“北九州市”の名前をハイフォン市民に強く印象付けることができました。また、今年8月には北九州市で開催される「わっしょい百万夏まつり」に、ハイフォン市から伝統芸能「蛇踊り」のグループが参加するなど、双方向での文化交流が行われる予定です。
今回の訪問では、ハイフォン市内の高校で日本語を学ぶ学生のために日本に関する書籍の贈呈を行ったほか、ハイフォン市内最大の工業団地であるディープシー工業団地と北九州市内企業進出に関する覚書調印式なども行われ、非常に実りある訪問となりました。これを機に両市の関係がより深まっていくことが期待されます。