2013年7月に訪日短期滞在査証が免除されて以降、マレーシアからの訪日旅行者数は年々増加し、2019年の訪日旅行者数は50万人を超えています。
訪日マレーシア人が最も増加する時期は12月で、逆に最も減少する時期は8月となります。冬季に次いでは3月や4月にかけて、春季も増加します。四季の変化に乏しい環境で暮らしているマレーシア人にとって、日本の四季は魅力的に映っており、雪や桜を見ることができる時期に日本を訪れるのではないでしょうか。
2022年に実施されたJNTOクアラルンプール事務所のアンケート調査結果では、日本での人気アクティビティ上位は、日本の四季折々の日本食と自然景観の体験となっています。
クレアシンガポール事務所の出展ブースに立ち寄られた来場者からは「長野県の紅葉が美しい」、「雪の大谷のポスターのように雪壁の間を通ってみたい」という問い合わせも多く寄せられました。
自治体出展者に話を伺うと「来場者からの反応も良く手応えを感じた」、「旅行商品の購入に繋がるPRができた」という声もあり、マレーシアの訪日観光意識の高さを感じられたようでした。
訪日旅行者のリピーターも増え、いわゆるゴールデンルート(東京・山梨・静岡・愛知・京都・大阪)や北海道だけでなく、他の地域への関心も増しており、マレーシアは日本全国の各地域にとっても魅力的な市場になりつつあります。
当事務所では、観光展への出展などの事業を行っております。今後、プロモーションを検討される際には、ぜひ当事務所にご相談ください。
シンガポール事務所 所長補佐 井藤