10月27日~29日にかけて「Food Japan2016」がサンテック国際展示場で開催されました。Food Japanの前身は、日本食の総合見本市であるOishii Japanであり、栃木県は2年前からブースを出展し、今年で3回目になります。
今年も、「とちぎ和牛」を中心になしの「にっこり」、シャインマスカットなどの農畜産物から、酒、乾麺、菓子などを含む7社の企業が参加しました。
2016年の3日間の「Food Japan2016」の来場客数は11,525人であり、昨年の10,910人より更に増加しました。
栃木ブースは毎年、会場入り口近くの良い場所を大きく確保しているためか、販売数も上々で、参加企業の方々は、イベント終了後も、商談会や情報交換を積極的に行っていました。また、企業の中には販売商品のPRを観光と併せて積極的に情報を発信していました。
ASEANのショーケースであるシンガポールで実施される日本の食に特化したFood Japanは、シンガポールのみならず、その背後にあるASEAN諸国に展開する確かな足がかりとなるはずです。
現在、東南アジアの各地域で人気を集める日本食ですが、まだまだ紹介しきれていない商品が数多くあります。食は観光の重要な要素の一つでもあるため、このようなイベントに積極的に参加する事で、海外販路を開拓していくとともに、食を通じた観光客誘致につながる有益な情報と人脈を得ることができます。