2017年7月15日(土)から20日(木)にかけて、愛知県38市で組織する愛知県市長会が、マレーシア、インドネシア及びシンガポールを訪問しました。今回の訪問団には、愛知県内の東海、蒲郡、一宮、瀬戸、半田、刈谷、常滑、知多、愛西、弥冨、あま各市から11名の市長と安城、小牧両市から2名の副市長が参加し、経済成長著しく今後も益々の発展が見込まれる3か国において、観光誘致や販路拡大などを目的に現地企業等に対しトップセールスを行いました。
2026年に愛知で開催される第20回アジア競技大会や2027年のリニア新幹線の開業などを見据え、市長会としてもこうした動向に的確に対応していく必要があるとして、今回の事業が企画されました。
今回の事業において一番の目玉イベントとして企画された、インドネシアでの『ネットワークミーティング』では、在インドネシア日本国大使館の高田公使をはじめ、日系政府機関や航空会社、現地旅行会社や日系企業など、30人を超える招待客に対し、参加市各市からそれぞれの『ウリ』である観光スポットや特産品、イベントなどについて情熱的に、またユーモラスに富んだプレゼンテーションを行い、会場を大いに沸かせました。
3か国の訪問を通して、現地の生の声を聞くことにより、それぞれの国民の趣味や嗜好、また日本に対するニーズなどが分かり、今後の観光誘致や販路拡大において大変参考になったと多くの市長等から発言がありました。今回の訪問団団長である東海市の鈴木市長は、「今後も各市で連携協力をし、各国に対する観光や経済面の交流を更に拡大していきたい」と語り、今後も同様の事業をアジア中心に継続して実施していきたいと意欲を見せました。
今回の訪問を契機に、オール愛知として各市が一丸となることで、愛知県の更なる魅力の向上に繋がることが大いに期待されます。